2×4工法は、北米の木造工法(プラットフォーム工法)を基にして出来た木造工法です。 使用される木材の断面サイズが主に2インチ×4インチを基本として構造材に用いられていることから、一般に「ツーバイフォー」と呼ばれています。使用される構造用木材の断面サイズは6種類しかなく、構造用面材を使い、6種類の釘と金物を使用して組み立てます。いずれもJAS認定品、JIS認定品の各ランバー材、 構造用合板、釘・金物が用いられています。
2×4工法のメリットとして以下の特長が挙げられます。
■耐震性
床、壁、天井、屋根が 6面体になっているので、ダイヤフラムと呼ばれています。外力を面全体で受け止めるので、地震に対して抜群の強さを発揮します。また、地震ばかりでなく、台風などの強風に対しても強度を発揮します。 枠組みされた木部材と構造用合板が「面」となって揺れの力を受け止め、分散・吸収します。
■耐火性
木構造は火災に弱いと思われていますが、2×4住宅はすべての構造部材が太く厚みがある木材を使用しているため、火災にあっても表面が炭化層をつくり、延焼を食い止め構造体を守ります。 2×4は構造的にファイヤーストッパー(構造躯体がブロックごとに区切られている)で構成されていて火災が起きても延焼時間が遅くなり、構造体が守られるようになっています。
■断熱気密性
外側が面材で覆われている構造体で気密がもともと高い2×4は、外壁の中に断熱材を入れることにより、暑さや寒さなどを防ぐための基本性能がしっかりしています。寒さや熱さに影響を受けにくく内部の熱や冷気を逃がしにくいパネル構造により、省エネルギーで冷暖房効果の高い建物造りが可能です。
■省エネ性
壁や天井自体の高い断熱性に加え、窓にも断熱性の高い複層ガラスを採用することにより、冷暖房効率の高い省エネルギー住宅を実現します。